この記事は、FX少額取引のデメリットを解説しています。
FX少額取引のデメリット
たくさんのメリットがあるFXの少額取引ですが、デメリットももちろんあります。
メリットよりも注意する点は少ないですが、デメリットを知ることで損失を抑えることが可能です。
利益が少ない
損失が少ないというのが少額取引のメリットですが、その反面で利益も少なくなります。
例えば、1lot=1000通貨の通貨ペアで10pips動いた場合、損をしたら100円、利益を出しても100円です。
これじゃあんまり儲からないよ?
利益も少ないので儲からないからモチベーションも下がりそうですが、FXなどの投資では、大きな損失をださないことが重要なんです。
相場感やテクニカルがまだまだ不安定な初心者の頃は、まずは少額で始めていろいろな手法を試し勉強して、負けても大きなダメージにならないようにするのがポイントです。
同時にいくつもの取引ができない
資金が少ないと限られた取引しかできません。
ドル/円を買ってる時に、ユーロ/円の買いチャンスがきても資金が足りず買うことができないです。
ドル/円がまだまだ伸びそうだと思っても買い増しもできません。
少額取引では「これは絶対に勝てる!」「トレンドがきた!」と、確実に利益になりそうなチャンスがきても、取引量を増やせないのがネックとなります。
取引量を増やすため、証拠金ギリギリまで取引を増やすと、次に説明するロスカットされる可能性が高くなります。
ロスカットされやすい
証拠金が少ないと強制ロスカットされ、今までの利益が無くなってしまいます。
強制ロスカットは、証拠金以上のマイナスを出さないための仕組みです。
借金が発生しないんだね
ポジションを持つと、一時的にマイナス方向に行くこともあります。その後、利益方向に伸びる取引だったとしても、証拠金が少なければ少しのマイナスを耐えることができずに強制ロスカットされます。
せっかくこの後チャンスなのに、資金を減少させるだけですよね。
各FX会社でロスカットラインは違いますが、証拠金維持率は最低でも100%以上になるようにしましょう。
まとめ
以上、FX少額取引のデメリットを紹介しました。
利益や取引量の少なさが目立つ少額取引ですが、焦らずに利益を伸ばしていくようにしましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。